おさばの日記

模型だったり旅日記とかいろいろ

【1人旅行記】1日目① 〜18きっぷで仙台へ〜

皆さんこんにちは。短かった夏休みも終わり、後期24コマも入ってて絶望してるおさばです。

9/6〜9/7に友人と鐵ノ家さんで合宿をしてきたばかりですが、余韻に浸っている余裕などありません。模型合宿からわずか2日後、半年前から構想を練りに練った、4泊5日にも及ぶ「1人旅」が幕を開けました。

※今回1人旅をするにあたり、5日分のマスクや消毒液の持参など、感染症対策を徹底しております

 

てなわけで、今回の旅のスタート地点は埼玉県の「大宮駅」です。
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首都圏から18きっぷで東北方面へ行くとなると、東北本線経由と高崎・上越線経由、常磐線経由の主に3ルートがあります。ただ、東北本線常磐線で直接仙台へ向かうのは少しつまらないので、今回は高崎・上越線経由を選択。ここから長い旅が始まります。

 

1本目:高崎線 普通 高崎行(10両)

大宮05:39→高崎06:55

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トップバッターはE233系3000番台。普段はE231系に当たることが多いので幸先のいいスタートです。車内の乗車率はそこそこ高く、大宮発車時点でほぼ満席でした。鴻巣駅でようやくボックスシートを確保。熊谷駅で大量の降車があった後、車内は少しずつ空いてきました。

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神流川を渡り、群馬県に突入。群馬県最初の停車駅である新町駅では、高崎へ向かう学生さんが大量に乗り込み、一気に大混雑。f:id:honesaba:20200928220956j:image

その混雑のまま、臨時列車用の客車を横目に終点の高崎駅に到着。
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高崎駅ではちょうど通勤・通学の時間帯らしく、両毛線の列車を中心に、下り列車は東京にも引けを取らないほどの大混雑でした。そんな通勤・通学客に紛れつつ、最初の乗換えです。

 

2本目:上越線 普通 水上行(4両)

高崎07:11→水上08:17

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高崎から先はご存知211系天国。高崎所属の211系はクロスシート車が1両もいないので、大回りや18きっぷで横断する際は割とキツい区間だったりします←

この上越線の列車も他路線と同じく、通勤・通学客で大混雑。新前橋駅群馬総社駅でさらに客が押し寄せ、ほぼすし詰め状態に。その後は渋川駅後閑駅で9割近くの客が降車し、一気に車内はガラガラに。わずかとなった乗客を乗せたまま、定刻通り水上駅に到着。
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かつては温泉地として栄えた水上。今となっては特急列車も年末年始を除いて走っておらず、駅前に堂々と廃墟が残っているほど寂れてしまっている状態でした。

 

3本目:上越線 普通 長岡行(2両)

水上08:28→長岡10:18
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やって来たのはE129系の2両編成。18きっぷシーズンということもあり、ボックスシートは満席状態。前回乗った時は4両編成だったので減車されたんですかね…?それはさておき、水上〜越後中里は上越国境を跨ぐこともあり、上下わずか5往復しかない秘境路線だったりします。特に上りは17時台で最終なので、工程に組み込むのはほぼ不可能。東北本線経由を余儀なくされるので結構辛いです。

 

列車は定刻通り水上を出発し、モグラ駅で有名な土合駅で若干登山客が降車したのを除き、乗降はほぼ0のまま新潟県に突入。f:id:honesaba:20200928222143j:image
大半の客はスキーの町・越後湯沢駅で降車し、車内はほぼ空気に。

途中、只見線の乗換駅である小出駅などを通り、水上を出発しておよそ2時間、終点の長岡駅に到着。

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長岡と言ったら個人的にEF64の1030〜32号機のイメージが強いです←

いつかNゲージ廃回とか配給を再現したいですね(なお金

 

4本目:信越本線 快速 新潟行(3両)

長岡10:29→新津11:13

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ここ長岡駅で3回目の乗り換え。今回の旅初めての快速列車です。それにしても115系が未だに残ってるのには驚きです。この快速列車は長岡から新津までの途中8駅を通過。普通電車と比べて10分程度の速達効果があるみたいです。f:id:honesaba:20200928220414j:image

車内もTHE 国鉄電車って感じで旅情溢れていい感じです。時代の流れとはいえ、こういう車両が減っていくのは少し寂しくなりますね…。

長岡駅を出発し、抵抗制御車特有の爆音を轟かせながら走行。特にこれといったことなく、定刻通り新津駅に到着。f:id:honesaba:20200928221114j:image

ここ新津駅は信越本線磐越西線羽越本線が乗り入れている他、車両製造工場も近くに構えており、そこで製造された営業開始前の新型車の輸送・試運転を行う重要な場所でもあります。駅には広大な留置線が広がっていますが、この日は何も停まってませんでした(

乗り換え時間は20分ほどあるので、NEWDAYSでおにぎりを購入。車内で食べるのは例のウイルスの影響でちょっと気が引けたので、駅のベンチで軽く昼食タイム。

さて、ここからどれに乗るかですが、私はこの路線を選択。
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5本目:磐越西線 普通 会津若松行(2両)

新津11:34→会津若松14:03

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新津〜会津若松〜郡山を結ぶ磐越西線です。新津〜会津若松は「森と水とロマンの鉄道」という愛称が付いてます。喜多方〜会津若松〜郡山は電化済ですが、それ以外は非電化区間なので新津発着の列車はキハ110系と新型車のGV-E400系が使用されています。

また、新津〜会津若松を通す列車は1日下り6本、上り7本とかなり少なく、18きっぷの難所の1つとなっています。

その本数が物語るように、自然豊かな山間を縫って進んでいきます。
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磐越西線は全線を通して、阿賀野川に沿うように路線が引かれているため、木々の間から雄大な川の景色を見ることが出来ます。また、1日1往復だけ「快速あがの」という、この川の名を冠した快速列車が走っています。

出発しておよそ2時間、ラーメンで有名な喜多方駅に到着。
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ここから交流電化区間となり、徐々に住宅地が広がっていきます。本当はここで降りてラーメンを食べたかったところですが、乗り継ぎの都合上断念。

喜多方駅を出たこの普通列車は、 会津豊川・蛯堂・及川・ 堂島の4駅を通過します。これら4駅は戦前、路線バスに対抗するべく作られた駅らしいです。現在は1日上下5往復のみの停車となっています。

その15分後、終点の会津若松駅に到着。
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郡山〜喜多方を通す列車はここ会津若松駅スイッチバックを行います。また只見線経由で東武日光鬼怒川温泉へ向かう列車も乗り入れており、首都圏からも比較的行きやすい場所だと思います。

 

尺の都合上、今回はここまで。1日目②へ続きます。