【1人旅行記】1日目② 〜18きっぷで仙台へ〜
1日目①の続きです。
https://honesaba.hatenablog.com/entry/2020/09/28/133629
6本目:磐越西線 快速あいづ4号 郡山行(4両)
会津若松14:13→郡山15:19
ここ会津若松駅からは今年3月のダイヤ改正で登場した「快速あいづ」に乗車。先頭車の半分が指定席車両で、繁忙期520円・閑散期320円で利用出来ます。この日は閑散期だったので後者の料金でした。
座席の方ですが、背面部と肘掛の中にテーブルが備え付けてあり、ポケットには観光パンフレットのようなものが入っていました。座り心地はというと、ヘッドレストがとても柔らかく普通列車グリーン車よりも座っていても疲れにくい感じでしたね。乗車時間は1時間少々でしたがお金を払う価値は十分にあると思います。この日の乗車率は3割程度でした。
途中の磐梯熱海駅付近で急に大雨に見舞われましたが、郡山に着く頃には雲の隙間から太陽が顔を覗かせていました。
7本目:東北本線 普通 福島行(4両)
郡山15:41→福島16:27
郡山駅からは北の大動脈である東北本線に乗車。東北本線ではロングシートの701系とクロスシートのE721系の2系式が走っており、旅をしているからには後者が来て欲しかったところですが…
701系でした🥺
まあ福島までは1時間もかからないのでここは我慢しましょう。この区間自体初乗車なのですが、見た感じ線路沿いに田んぼ、少し離れたところに住宅街が広がっている感じでした。また途中に大きな都市もないため、客はあまり入れ替わることなく列車は定刻通り福島駅に到着。
8本目:東北本線 普通 仙台行(4両)
福島16:42→仙台18:12(定着18:05)
また701系でした()
福島から先は仙台近郊区間に入っていくので、そこそこ規模の大きい途中駅も増えていきます。白石駅からは帰宅する学生で一気に乗り込み、終点の仙台まで客数は増加の一途を辿っていきました。ここまで順調に来ていましたが、仙台駅の到着直前に非常ボタンが押された関係で一時立ち往生。結局7分程遅れて仙台駅に到着しました。
タイトルにも書いてある通りここ仙台が目的地なのですが、どうしても乗りたい列車があるのでまだまだ北上します。
仙台駅から歩いて約5分、ここあおば通駅から仙石線に乗車。帰宅ラッシュと時間が重なり、車内はかなり混んでいました。
かつては快速列車も走っていましたが、現在は仙石東北ラインに役目を譲り、あおば通〜高城町は各駅停車のみの運行となっています。また歴史的背景から東北地区では珍しい直流電化の路線となっており、車両も元山手線の車両を改造したものになっています。
あおば通駅を発車し、仙台駅で大量の乗車があり車内はパンパンに、その後小鶴新田駅・多賀城駅で大量の降車があり、そこでようやく座席を確保。それでも比較的高い乗車率をキープし続け、高城町駅に着く頃でも座席はほぼ埋まっている状態でした。
10本目:仙石東北ライン 快速 石巻行(4両)
高城町駅からは仙台から東北本線経由でやってきた仙石東北ラインに乗車。先程乗ってきた仙石線と接続を取っており、そのままこの列車に乗り換える客もちらほら見受けられました。また仙石東北ラインの快速は時間帯で停車駅が異なり、朝と日中は東北本線内(仙台〜塩釜)は各駅に止まる「緑快速」と、早朝と夕方以降は東北本線内でも快速運転を行う「赤快速」の2種類があります。(今回は19時台のため赤快速)
高城町〜石巻の仙石線内の停車駅は統一されていますが、時間帯によって石巻あゆみ野駅に停車する列車もあります。またここ高城町駅から石巻駅までの途中7駅を通過し、13分程度の速達効果があるようです。
車内の様子ですが、仙台から石巻まで1時間程度で行けることもあり、学生からサラリーマンまで比較的混雑していました。しばらくはドア横に立ちっぱで、途中の矢本駅でボックスシートを確保。半数近くの人が終点の石巻駅で降りていきました。
乗り換えまで時間があったので軽く石巻駅周辺を散策。駅周辺は居酒屋をはじめとした飲食店が多く立ち並び、また塾の帰りを待つ車などでそこそこの賑わいを見せていました。
なんだかんだで20:30になり、夕食を済ませようとファミレスや即席の料理屋を探したのですが、駅周辺は先程述べたように居酒屋しかなかったので断念。そのまま駅のホームへ向かいました。
11本目:仙石東北ライン 特別快速 仙台行(4両)
石巻20:59→ 仙台21:48
せっかく石巻へ来たのですが、ここで再び仙台に戻ります。というのもこの列車が今日メインディッシュと言っても過言ではないからです。先程乗った列車の折り返し運用で、1日1往復のみが運転される仙石東北ラインの特別快速です。石巻を出ると途中、矢本・高城町・塩釜のみに停車する最速達種別であり、仙台〜石巻を最速49分で結びます。
湘南新宿ラインや常磐線の特別快速はそのまま「特別快速」と表示するのですが、仙石東北ラインは「特快」と略した上で英語表記もしているのが興味深い点です。
時間が比較的遅めなのもあり、車内はかなりガラガラの状態で出発。石巻〜高城町は基本的に仙石東北ラインの快速or特別快速が毎時1本、仙石線経由の各駅停車が毎時1本の計2本なので途中で各駅停車を追い越す場面はありませんでした。
列車は高城町を出発したのち、仙石線と分岐して東北本線に合流。仙台車両センターを横目に通り過ぎて間もなく、終点の仙台に戻ってきました。
到着した列車は折り返し仙石東北ラインの運用に戻る…と思ったのですが、東北本線の普通小牛田行として折り返していきました。
仙台駅の改札を出た後、石巻で食べそびれてしまったのでようやく夕食タイム。牛タンを食べたかったところですが、22時前ということもありどこも閉まっていたので、近くの吉野家でネギ玉牛丼の特盛を注文。
牛丼を食べた後、宿泊場所に直行。今回は仙台駅西口にある「アパヴィラホテル 仙台駅五橋」に宿泊しました。
駅から徒歩8分の比較的好立地で、1階にはファミリーマート、2階には大浴場も完備しており、ビジネスホテルの中でもかなり設備が整っている方だと思います。
部屋はシングルを選択。gotoとじゃらんのクーポンを使って1泊約1400円でした。お金のない学生には本当に有難いです(笑)
着いてすぐに大浴場へダイブ。露天風呂もあり1日の疲れを十分に癒すことが出来ました。さらに風呂上りにコーヒー牛乳を1杯。ここ最近になってフルーツ牛乳の生産終了が相次いでおり、コーヒ牛乳もなくならないか少し心配です…。
そんなこんなで1日目の工程は全て終了。2日目に続きます。