【1人旅行記】2日目① 〜18きっぷで関東横断〜
皆さんお久しぶりです。ここ最近大学が忙しすぎて全然更新できませんでした…スミマセン。気が付けば今年もあと1ヶ月を切りましたね。前半はずっと家の中にいたので今年は特に時の流れが早く感じました。
話を本題に戻して、久しぶりに旅行記の続きを書いていきます。もう行ってから3ヶ月も経っているので、次の旅行までに意地でも書き終えたいところですね…(笑)
2日目も1日目同様、18きっぷでひたすら列車を乗り継いで行きます。
前回の記事→https://honesaba.hatenablog.com/entry/2020/10/19/195615
1本目:東北本線 普通 郡山行(6両→4両)
仙台7:01→郡山9:30
1人旅行2日目。今回は仙台駅からスタートです。関東へ向かうわけですが、今回は東北本線を選択。1本目の列車は125.1kmを走破するロングラン運用です。仙台発は基本的に途中の白石駅または福島駅止まりの列車がほとんどで、郡山まで到達する列車は朝の2本のみとなっています。乗車時間は2時間29分と今回の旅の中でも2番目に長いです。東北本線はロングシートの車両(701系)とセミクロスシートの車両(E721系)が運用されていますが、前日に引き続きこの列車も701系での運用でした。
都市から郊外へ向かう列車のためさほど混んでおらず、座席が埋まる程度の混雑で出発。船岡駅で大量降車があった後、福島まで乗客は減っていく一方でした。
途中の越河駅では仙石線用205系の配給列車とすれ違い。調べたところ、郡山車両センターからの検査出場とのことでした。またこの時には1車両あたり10人も乗っていないほど車内は閑散としていました。
出発してから約1時間半後に福島駅に到着し、後ろ寄り2両を切り離し4両編成での運転に。通勤通学ラッシュはとっく過ぎており、わずかとなった乗客を乗せたまま郡山駅に到着しました。
郡山9:54→新白河10:34
郡山で本日1回目の乗り換え。先程乗ってきた列車は前2両を切り離した後、福島行のワンマン列車として折り返していきました。時間帯によって2両単位で編成を調整できるのがこの仙台地区の強みであるように感じます。話を戻して、次の乗車電はまたまた701系です。ここから先の区間は宇都宮まで大きな駅がないので乗客もまばらな状態。接続時間も24分と長く、決して良いと言えません。
3本目:東北本線 普通 黒磯行(5両)
新白河10:54→黒磯11:17
かつては黒磯から郡山を通す運用がほとんどでしたが、3年前の黒磯駅完全直流化によって交流電車の701系とE721系は乗り入れ不可能に。先程乗り換えた新白河駅で運用を分断し、現在この区間は常磐・水戸線用の交直流電車であるE531系3000番台が使用されています。私自身は常磐線として乗る機会が多いので東北本線の表示は新鮮に感じます。乗車時間はわずか23分と今回の旅で一番短いです。宇都宮〜新白河を1本化して欲しいのが本音ですが、高価な交直流電車の増備はなかなか難しいところもあるのでしょう。
新白河を定刻に出発し、福島県と栃木県の県境を走ることから乗客も少なく、そのほとんどが途中で降りることなく終点の黒磯まで乗車していました。
4本目:宇都宮線 普通 宇都宮行(4両)
黒磯11:22→宇都宮12:15
ここ黒磯駅で3回目の乗り換え。ここ黒磯駅から先は電化方式が交流から直流となります。また起点の東京駅まで東北本線は「宇都宮線」という愛称名が付けられており、駅やウェブサイトでも宇都宮線と案内されることが多いです。宇都宮〜黒磯は朝と夜を除いて基本的に205系600番台の運用となっています。少し前までは日中にも黒磯までグリーン車付の10両編成が時々来ていましたが、2年前のダイヤ改正で廃止となり、よりローカル色が強くなってきています。
黒磯駅を出発し、新幹線停車駅である那須塩原駅を通り、烏山線の乗り換え駅である宝積寺駅を通ったのち、終点の宇都宮に到着。日中でありながら比較的乗降が多く、宇都宮への需要の高さを垣間見ることができました。
宇都宮に到着し、時間も12時を過ぎていたのでここで昼食タイム。
宇都宮名物である「宇都宮みんみん」を頂きました。ランチタイムということもあり20分ほど並んでようやく店内へ。焼き餃子と揚げ餃子、どちらも美味しかったです。餃子12個+ライスで1000円未満で食べれるのでとてもリーズナブルだと思います。個人的に宇都宮へ行ったらみんみんに寄らずには帰れません(笑)
5本目:湘南新宿ライン 快速 逗子行(15両)
宇都宮13:32→小金井13:51
お腹も満たせたので旅を再開。ここ宇都宮からは湘南新宿ライン・横須賀線へ直通する快速 逗子行に乗車です。小山→大宮で快速運転を行い、大宮から先は各駅に停車します。元々「新特急なすの」の代替として設定された過去があり、停車駅も首都圏の路線の中ではかなり絞っています。とは言うものの、私は小山の1つ手前の小金井で降りるので快速の恩恵を受けずに終わりますが…(笑)
またここ宇都宮駅から東京方面へ向かうほぼ全ての列車に自由席グリーン車が連結されており、追加料金を払うことで特急車並みの座席サービスを受けることができます。50km未満と51km以上・平日と土休日で料金が変動し、51km以上は上限がないので長距離になるほどお得になるシステムになっています。また同一方向であれば違う列車に乗り換えることも可能です。今回の私の場合、平日かつ51km以上の乗車になるので課金額は1000円でした。
説明はここまでにして、グリーン車の1階席を確保。個人的にこのホームスレスレを走る感じが2階席と違ってまたいいんですよね〜
ちなみに普通車の乗車率は比較的高いものの、平日の昼間に長距離を乗る人は少ないのでグリーン車は終始貸切状態でした。
6本目:上野東京ライン 普通 熱海行(15両)
小金井13:57→国府津16:41
ここ小金井で一度下車し、始発の普通熱海行に乗り換え。グリーン車は2階席を確保。東海道線内は快速アクティーで運転する列車で、辻堂・大磯・二宮・鴨宮の4駅を通過。先日発表された2021年のダイヤ改正で日中の快速アクティーが廃止されるのに伴い、この列車も全区間で普通列車化される予定です…カナシイ。今でこそ毎時1本程度走っていますが、ダイ改後は夜の下り3本のみとなり一気に乗車難易度が高くなりそうです。
小金井を出発し、栃木県第2のターミナルである小山駅に到着。高崎へ向かう両毛線、友部・水戸へ向かう水戸線の乗り換え駅であり、新幹線も停車する比較的大きな駅で、普通車はかなりの人が乗車している感じでした。
間々田、野木を抜け、古河駅に到着。この駅は宇都宮線唯一の茨城県に存在する駅で、特急を除く全ての通勤快速・快速列車が停車します。
その後埼玉県に入り、久喜や白岡、蓮田といった駅に停車しながら1日半ぶりにスタート地点の大宮駅に到着。ここから先は緩行線である京浜東北線が走り始め、上野東京ライン・湘南新宿ラインは普通列車でありながら、快速線としての役割も担うことになります。
スタート地点に戻ったものの、このまま降りるわけではなく引き続き乗車。さいたま新都心、浦和と停車し荒川を越えて東京都に突入。王子駅付近で京浜東北線と湘南新宿ラインと一度離れ、単体駅である尾久駅に到着。ここからは尾久車両センターを見渡すことができ、宇都宮・高崎線の車両のみならず、常磐線や特急車両、さらにはかつて使用されていたブルートレインの車両も確認できました。
日暮里駅付近で京浜東北線と再度合流し、さらに山手線と常磐線とも合流。鶯谷を横目に通過してすぐに上野駅に到着。ここから先は5年前に新規開業した上野東京ラインを通って東海道線に直通します。この上野〜東京間はかつて単線の連絡線があり、一部列車が直通運転をしていましたが新幹線開業に際して撤去され、40年近く分断された状態にありました。南行の1番列車に乗りに行きましたが、つい昨日の出来事のように感じます。
上野を出て御徒町、秋葉原を通過して一気に勾配を登り神田を通過。その後一気に勾配を駆け降りて東京駅に到着。
ここから快速アクティーに種別変更。ダイヤ改正後は熱海行の設定がなくなることから、この表示も見納めになりそうです。客足はというと、さすが日本随一の大ターミナル。普通車・グリーン車共にかなりの人が並んでおり、私の乗車していた車両も7割程の座席が埋まりました。
東京駅に着いたところですが、今回はここまで。2日目②へ続きます。